子供の依存症
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生徒に勉強を教えているときに、問題になるのが「依存症」だ。
依存症とは、何かにハマって、止められなくなるという病気で、依存症になると、他のことができなくなってしまう。
大人であれば、タバコやアルコール、ギャンブルや恋愛などにハマり、抜け出せなくて苦しむ人が多い。
「いつでもやめられる」と思っていたら、実はもう既に止められなくなっていて、それで何年も苦しむ羽目になる。
依存症は、知識が無いと、自覚症状がないまま、どんどん進行してしまうので、気がつくと「やめられなくなっている」のだ。
そのため、依存症の知識が無い子供は、親や周囲の大人が気づかないと、どんどん深みにはまって言ってしまう。
では、子供はどんな依存症になるのか。
問題になりそうなのが二つある。
一つは「糖質依存症」、もう一つは「ゲーム依存症」だ。
糖質依存症とは、甘いモノが止められない依存症で、甘い食べ物や飲み物が手放せない。
ゲーム依存症とは、ゲームが止められない依存症で、何かあるとすぐにゲームを始めてしまう。
こういう子供は勉強が捗らない。
依存症の4つの特徴とは
依存症とは、何かにハマっていて、それ無しには暮らせない病気だ。
何に依存するかは、人それぞれだが、依存体質になってしまうと、落ち着いて行動することができなくなる。
子供の場合は、甘いものだとか、ゲームなどで頭がいっぱいになる。
そのため、落ち着いて勉強出来ず、学力が上がらないという状態になる。
頭の中は甘いものやゲームのことばかりで、心ここにあらずという状態が続くので、モノは覚えられないし、注意力も無くなる。
こういう状態では、知識を詰め込んだり、できるようになるまで繰り返し練習すると言うことができなくなるのだ。
そのため、学習塾としては、生徒が依存症になってないかどうか、観察して注意する必要がある。
依存症になっているのであれば、どこまで介入出来るのか、親御さんに協力してもらえるのか、これが非常に重要なことになる。
できれば入塾時の諸注意として、甘いモノの食べ過ぎや、ゲームのやり過ぎを止めるように、書いておいた方が良いのかも知れない。
依存症の4つの特徴
- 耐性:使用量や時間がどんどん増える
- 離脱症状(禁断症状):止めたり減らしたりするといろんな症状が出る
- 渇望:やりたくてやりたくてたまらない
- 再発:しばらく遠ざかっていても、またやり始める