自立式学習塾のコストは?
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自立式学習塾を運営する場合、セルフィーウインなど自分でプリントを作ることのできるシステムがないと辛い。
学研のCAIスクールなどでも同様の仕組みはあるようだが、こちらは「学研」のフランチャイズで運営するため、単なるプリント作成システムとしては使えない。
セルフィーウインの場合は、その点、かなり自由度が高い。
フランチャイズ教室ではなく、初めから自立学習のためのソフトだから、自分の考える理想の教え方にプリントを利用すればいい。
費用も月々プリントを作った枚数で、料金が課金される仕組みで、特に加盟料が必要だとか、そう言うことはない。
プリントには自分の塾の名前が入るし、生徒の氏名も入るから自分の塾のプリントとして、生徒自身のプリントとして差別化できる。
導入費用は聞くところによると、月々3~5万円くらいで済むようだし、これで中学主要5教科のプリントが山ほど作れるので、便利だ。
セルフィーウインの利点とは?
生徒というのは、塾や講師が用意したプリントより、自分で出したプリントを喜ぶ。
自分でプリントを作るというのは、結構楽しいものだし、自分で作ったプリントは責任を持ってやることにすれば、それなりに一生懸命やる。
大人が用意したプリントは、押しつけられたプリントだが、自分で出したプリントは、あくまでも自分で出したわけだから、そこにいくばくかの責任感のようなモノが生じる。
もちろん面白がって、現在の学年よりも下の学年のプリントばかり出して喜んでいるような生徒もいるが、学年が上がるにつれて、そう言うこともなくなる。
セルフィーウインの場合は、全学年のプリントをつなげて出せるので、たとえば分数なら分数で、4年生から6年生までの単元のプリントを一つの流れで出すこともできる。
小数の計算が苦手な生徒には、段階を追ってやり直させることもできるし、「チェックテスト」や「到達度テスト」というプリントも作れるので、定期テスト用のプリントなども作れる。
典型的な問題を一題ずつ、、というようなプリントは作れないが、それに近いプリントなら、しっかり作れる。
月々3~5万円で、これだけのプリントが出せるのだから、個人塾や小規模チェーンの塾にはうってつけのソフトかも知れない。
ただ問題は、A4用紙の使用量がすごくて、プリンターも高性能でないと、負荷がすごいんだよねえ、、