学習塾の運転資金はどれくらい必要?

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さて、フランチャイズチェーンの開業プランを色々比較してきたわけだが、結局塾を開くには、最低でも500万円くらいはかかると言うことだね。

 

それに加えて、少なくとも半年分くらいの運転費用は用意しておかないといけない。

 

月々の運転費用というのは、教室の広さなどにも左右されるし、パソコンなどを何台くらい使っているかでもかなり違う。

 

コピー機なども生徒数によって、稼働状況は変わるから、一概にどのくらいということは言えない。

 

なのでざっと丼勘定で考えてみる。

 

月30万円の物件を借りて塾を開く場合、月々にかかるコストは、光熱費や空調の費用と、あとは講師などの人件費という事になる。

 

教材費などは生徒から実費で集めればいいので、問題は賃貸料・光熱費(電気代)・人件費の3っつってことになる。

 

ガスを使う必要はないので、電気代と水道代だけ。

 

トイレが教室内に無ければ、水道代もいらないかも知れない。

 



売り上げは、家賃の3倍以上必要

月30万円の物件を借りて塾を始めるには、そのほかに様々な費用が乗っかるので、35万円くらいは必要だろう。

 

講師を一人雇うとなると、最低でも20万円以上は人件費がかかる。

 

難関大学が近くにあれば、アルバイト講師でもいいが、それでも似たり寄ったりだろう。

 

ちゃんとした人なら、25万円以下ではまず雇えない。

 

個別指導塾でも、1対1の個別でなく、大部屋個別なら、講師は2~3人ですむ。

 

大部屋個別というのは、1対1の個別のように、生徒一人に講師が一人つくのではなく、一つの教室に全学年の生徒入れて、講師が同時に何人もの勉強を指導するというやり方だ。

 

小さな個人塾では、やってくる生徒の学年を揃えられないので、こういう指導の方法が普通だ。

 

しかしそれでも2人雇うとなると、月80万円以上は売り上げがないとやっていけないことになる。

 

経営者が自分で教えるにしても、もう一人は講師が欲しいところ。

 

となると、どう少なく見積もっても、月に60万円くらいはかかることになる。

 

半年分で360万円って事になるね。

 


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