自宅で教えるか、それとも教室で教えるか?
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学習塾や英会話教室を開くには、教室をまず確保しないといけない。
家庭教師だとか、自宅で教室が開けるなら、教室の場所を確保する必要はない。
公文式(くもんしき)のように、自宅で教えられるシステムもあるし、ピアノやエレクトーンなどは、自宅で教えている人も多い。
ただしこういう場合はどうしても小規模になってしまう。
1対1や1対2くらいで教えるのであれば、昔ながらの習い事同様、自宅で教室を開いてもいい。
しかし事業として多店舗に展開するつもりであれば、空調の整った場所を借り、少なくとも机と椅子とホワイトボードなどを用意しないといけない。
自宅で生徒を教えるのであれば、教室の賃料などは考えなくても良い。
が、教室を借りて教えるのであれば、それなりの開業資金と当面の営業資金を用意しないといけない。
駅前の教室の相場は月30万円
自宅ではなく、物件を借りて塾や教室を開く場合、やり方は二通りある。
不動産屋さんで店舗物件を探し、それを借りるか、日替わりで文化教室などをやっている場所(貸し教室・レンタルスペース)を借りるか、だ。
英会話教室などでは、毎日教室を開くほど生徒が集まらないのが普通だから、わざわざ店舗を借りて開くのは難しいだろう。
となると、自宅でやるかレンタルスペースでやる事を考えるべき。
とある子供向け英会話スクールなど、学習塾や他の教室の空き時間を利用して教室を開いていたりする。
それでもなかなか生徒が集まらない状態だから、個人で英会話教室を開くのは、なかなか難しい事のようだ。
一方、学習塾は、ブランドを確立する事が大事だし、週2回以上教室を開く必要があるから、生徒を数十人集める事が出来るのであれば、店舗物件を借りても成り立つ。
店舗物件の場合は、駅前で月30万円前後くらいからある。
バス路線沿線なら、月20万円前後からある。
学習塾の場合、2階でも3階でもいいわけだから、小さめの不動産屋をまわれば、安いところが見つかる可能性もある。