お客がお客を呼ぶ仕組み
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学習塾の集客法として、一番効果的なのは、生徒が生徒を呼んで来るということだ。
飲食店が客数にこだわるのも、新しいお客さんを一人獲得すると、その何倍ものお客さんが増えるからだ。
なので、生徒が生徒を集めてくれるような仕掛けがあると、学習塾は集客に困らなくなる。
そういうわけで、新しい生徒を連れてくると、なにかおまけがもらえるとか、ディズニーランドのチケットがもらえるとか、そういう風にモノで友達を連れてきてもらおうとする塾もある。
ただしこう言うのは、あまり良い集客法ではない。
「あの塾は、モノで釣っている」「生徒に営業をやらせている」などと親御さんに思われると、返って敬遠されかねない。
「●●ちゃん、どこの塾に行っているの?」と、友達のお母さんから尋ねられて、友達を塾につれて来てもらうのがベストな集客法だ。
意外に効果がある、ノベルティグッズ
そう言う意味で、意外に効果があるのが、ノベルティグッズというやつだ。
塾の名前を刷り込んだ消しゴムとかクリアファイルとか。
ノートなんかも塾名が入っていると効果的。
というのも、子供の教育に悩んでいる親御さんは、自分の子供に出来のいい友達がいたら、そう言うのを絶対に見逃さないからだ。
出来の良い子供というのは、出来るのが当たり前だから、本人は塾の話なんか別にしない。
友達のノートにはってあった塾のシールを見て、塾の存在を知ってこられた親御さんもいる。
個人経営の塾などでノベルティグッズなんて、、と思っても、たのめーるやアスクルを使えば、けっこう安い値段で作れるから、図案さえ用意すればよい。
新聞の折り込みチラシはすぐに捨てられる運命にあるが、クリアファイルやノートは捨てられないから、広告効果が持続する。
印象的な図案と、気の利いたセールスコピーが一行あればいい。
個人経営の小さな塾でも、これは可能だろう。
たのめーるやアスクルでなくても、楽天でノベルティ用の商品がたくさん見つかる。