競合があると、人が集まる。
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学習塾が駅前にたくさんある。
こういった光景は、主要都市の駅前では当たり前になった。
大きな塾から小さな塾まで、10から20くらいは普通。
毎年1軒や2軒は潰れて撤退していき、替わりにまた新しい塾が出来る。
急行が停車する駅だと最低20くらい塾がある。
英会話教室もあるし、立派なビルで塾をやっているところもある。
こう言うところに教室を出すのは是か非か?こたえは簡単。
塾の差別化が出来ていれば教室を出しても勝負になる。
さすがに急行が停車する駅前に塾を出すというのは、賃料が高すぎるので、避けた方が良いだろうが。
塾が競合するのは当たり前の時代。
今の時代、塾が競合するのは当たり前の時代だ。
だから駅前にいくつ塾があろうと、バス停前にいくつ塾があろうと、そこしか出すところはない。
もちろん鉄道の駅前でなくて、バス停の前に出しても良い。
学校に通っている生徒の親がよく行くスーパーとか、そう言う施設の近くなら、十分に商機がある。
学習塾のお客さんがどこにいるのか、その親御さんはどこに集まるのか、それが分かれば駅のすぐ前でなくとも、駅からちょっとだけ離れたところでも商機がある。
もちろん、バスで生徒さんが通ってくる場合、バスターミナルの近くに出店しないといけないわけだが、ちょっと裏手でも流行っている塾はたくさんある。
たくさん競合塾があると、塾を探している親御さんも集まる。
学習塾の見込み客は、他の塾に通っていてその塾に不満のある人だということを覚えていたら、近くに新しい塾ができたらチャンスが増えたってこと。
もちろん何人かの生徒はそちらに行くかも知れないが、向こうが集客したお客さんも、こちらの塾の前を通ってくれれば何もしないでも自塾の存在をアピール出来る。
ラッキーな話だね。