中学受験生の指導記事一覧

個人で学習塾を始めると、問題になるのが「中受生(ちゅうじゅせい)」の扱いだ。中受生というのは、私立中学に進学を希望する小学生のことで、毎日のように塾に通ってきてくれる。中学受験というと、中学受験専門塾に通わせる家庭が殆どだが、専門塾の授業について行けなかったり、専門塾では成績が全く上がらず、個人塾や一般塾に転塾してきたりする。中受生の授業料は、一般の生徒より高く設定している上に、通塾頻度も高いので...

中学受験指導とは、私立中学へ進学したい生徒を、志望校に合格させるための指導だ。首都圏では、6年生の「8人に1人」程度が私立中学に進学するそうで、40人クラスなら、5人以上は中学受験するということになるらしい。ただ、これは平均の話であって、東京や神奈川でも、教育に熱心な地域と、教育に無関心な地域がある。というのも中学といえども、私立となると年間で最低120万円くらいの費用がかかる。由緒ある名門校であ...

個人塾や小規模塾で中学受験の指導を行う場合、大手塾と大きく差が出るのがテストだ。大手の中学受験専門塾の場合、5週間ごとにテストを行い学力を確かめる。そしてテストの結果によって席順を変えたりクラス替えを行う。これによって他の受験生との相対関係を目に見えるようにハッキリさせ、やる気を促すというやり方だ。頭の良さとか学力というのは、目に見えない。だから子供は主観的に「自分は頑張ってる」と言う。しかし本人...

中学受験生に対する月例テストは、生徒の学力を毎月測り、生徒本人や保護者に伝えるための有効なツールだ。しかし毎月テストを作って実施できるのは、四谷大塚や日能研、サピックスなどの最大手中学受験専門塾くらいだ。そのため個人塾や小規模チェーン塾で月例テストを実施しようと思うと、四谷大塚の提携塾になったり、日能研の月例テストに塾から申し込むことになる。ただしこれでは、都合で受験日時に受験できない生徒も出てく...

首都圏模試・統一合判とは、首都圏模試センターが実施する、中学受験の実力判定テストだ。首都圏模試センターというのは、首都圏の中小塾が集まってできた組織で、小学6年生の場合は、年6回の会場模試を実施している。中小塾と言っても、受験生には千葉に本拠がある市進学院や、埼玉に本拠がある栄光ゼミナール生も、多数参加しているため、受験者数も1万人規模だ。これは一説によると、四谷大塚の「合不合判定テスト」や、日能...