秋葉原や大阪・日本橋は、なぜ流行る?
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学習塾を開く場所は、塾のないところではなくて、すでに塾のあるところにすべき。
その理由は簡単で、そこにお客さんがいることが確実だからだ。
東京の秋葉原や大阪の日本橋は、電気屋さんばかり集まっている不思議な場所だけれど、それでも多くの電気屋さんが何十年も営業を続けている。
なぜそのような商売が成り立つかというと、「そこへ行けば必ず自分の欲しいモノがある」という安心感があるからだ。
秋葉原や日本橋は、元々は問屋街で、家電やオーディオ、無線関係など、電気関係のほとんど全てのモノがある。
大型の冷蔵庫から、一個数円の部品まで。
ここへ来ると見つからない部品はない。
だからこそ、ずっと多くのお客を集めてきた。
そしてそう言うお客が集まるからこそ、新しく電気屋さんがお店を開く。
理由は簡単で、そこにお客が来ることは明からだからだ。
今通っている塾に不満がある人が見込み客
学習塾が集まっているところには、お客さんがいる。
子供に勉強させたい親御さんが、そこにやってくる。
バスや電車を使ってでも子供に勉強させたい親御さん達が、そこに集まっている。
だから、そう言うお客を集めるのが、集客のコツと言うことになる。
しかしそう言う地域に出店して、果たして生徒を集めることが出来るのか?チャンスはもちろんある。
というのも子供を塾に通わせていたとしても、満足している親御さんと言うのはそんなにいないからだ。
なぜなら子供の成績が悪い場合、親御さんはもっといい塾はないかと思って探している。
そして逆に不思議なことなのだが、成績が良くても塾を変えようとする親御さんもいるのだ。
成績がとびきりいいのに、なぜやめる?そんな生徒もけっこういるわけだから、そう言う生徒さん達をうまく集められれば、激戦区で営業していても成り立つわけだ。
一方、塾のない地域に塾を出しても、そう簡単に生徒は集められない。
ラーメン屋さんは、ラーメンを食べたい人を狙うべきで、カレー好きの人にいくらアプローチしてもムダだってことだ。