学習塾の開業資金はどれくらい?
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学習塾を開きたい。
店舗物件を借りて始めたい。
この場合の塾の開業資金は、一体どれくらいになるだろう?店舗物件を借りるには、たいていの場合、賃料の半年から1年分のお金を敷金・礼金・あるいは保証金のカタチで家主に払う事になる。
つまり最低でも(6+1ヶ月)分のお金が必要になるわけだ。
月30万円の店舗なら、それだけで210万円という事になる。
月20万円でも、140万円という事なので、どちらにしても安い投資ではない。
借り手がなくて困っている物件なら、3ヶ月分くらいでも借りられるが、生徒がうまく集められなかったならすぐに資金がショートする。
そのほかにも内装や空調の整備、看板代など様々な費用がかかるから、さらに2~300万円はかかると見た方がいい。
つまりざっと500万円は、最低必要だという事だ。
大手のフランチャイズチェーンに加盟するなら、さらにそこに加盟料などが加わってくるので、あと200万くらいはかかる事になるだろう。
そして経営が軌道に乗るまでの運転資金も、ある程度は用意しておかないといけない。
机やホワイトボードなどの備品は?
塾に必要なものとしては、あとは机や椅子、ホワイトボードなどといったモノがある。
それからコピー機。
学習塾というのは、なんだかんだとコピーを作ることが多い。
コピーの場合は、機種はリコーやエプソンなどになるが、コピーのリース業者はたくさんあるので買わなくても良い。
コピーのリースは、たいてい枚数によって課金される契約で、紙代を除いて1枚7円弱になる。
1枚7円となると、10枚でも70円だからけっこう高い。
なのでパソコンからプリントを作る方が安く付く場合が多い。
また最近は、パソコンで教材を作ったりするので、高性能のページプリンターも必須だ。
家庭にあるようなインクジェットのプリンターだと、遅い上に、大量に印刷するとすぐに故障するから、タフなページプリンターを手に入れる必要がある。
こちらもインクジェットではなくトナータイプの方が、一枚当たりのコストは安くなる。