教材の選び方~中学受験編
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学習塾を開くに当たり、重要なのが教材選びだ。
何の教材をメイン教材にすえるかによって、学習方針は変わってくる。
というか、どういう生徒さんを集めて、どういう塾を作るかと言うところにも関わってくる。
たとえば、中学受験をする小学生を集めるなら、中学受験用のメジャーな問題集は揃えておいた方がよい。
だけど、どれをメインに使うかで、受験するテスト会も変わってくるし副教材も変わってくる。
中学受験のメインの教材としては、
- 四谷大塚の「予習シリーズ」
- 教育開発出版の「新小学問題集」
- 育伸社の「新錬成講座21」
- 学書の「小学錬成テキスト」
テストと連動している教材もある
四谷大塚の予習シリーズや育伸社の新錬成講座21は、それぞれの会社のテストとも連動している。
なので、生徒の実力を計るには、テストも積極的に利用する方がよい。
何だかんだ言っても、生徒のテストでの実力というのは、テストを実施しないと分からない。
そしてまた他の生徒がどのくらいできているかも、こういうテストでないと分からない。
四谷大塚は、月例テストと称して、毎月決まった日時に一斉テストを行う。
四谷大塚の系列塾や、提携塾で実施されるが、多少日時は融通が利くようだ。
テスト費用は4千円前後といったところか。
一方、育伸社の方は月例テストというのがあって、一般生用と、受験生用の問題がある。
試験の日時は特に決まっておらず、塾でテストを実施して、塾で採点して、結果をFAXやインターネットでテスト本部に送ると、偏差値や志望校判定をしてくれる仕組みになっている。
こちらは塾で採点するので、費用はかなり安い。
たしか一人あたり千円くらいで実施出来るはずだ。
育伸社は、カラー教材など教材のバリエーションは少ないが、かなりボリウムのある教材を安く提供してくれる会社なのでかなり重宝する教材会社だ。