自塾のアピールポイントは何だろう?
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学習塾が生き残っていくためには、自塾のアピールポイントを明確にすることだ。
誰でも良いから来て下さい、、、というのが本音であっても、「こういう生徒さんに来て欲しい」というところを明確にしないと、見込み客の心には届かない。
学習塾の見込み客は、今まで子供を塾に行かせたことのない家庭ではなくて、子供を塾には行かせているけれど、もう一つという家庭だ。
子供を塾に通わせない家庭というのは、それぞれに通わせない理由があるわけだから、そういうお客さんを口説いて塾に来させるのは無茶というもの。
塾にお金を払う用意のある人が、見込み客なのだ。
そのためには、どういう生徒に来て欲しいか、どういう指導をして成績を上げるのか、その点を明確にしておかなければならない。
それがつまり自塾のアピールポイントであり、それを軸に競合他塾との差別化が出来るわけだ。
通っている生徒に聞くのが早道
自塾のアピールポイントは、どうやって探せばいいのか?すでに塾を開いている場合は、簡単だ。
塾に来ている生徒に聞けばいい。
親御さんにそう言うことを聞くのは失礼だけど、小学校くらいの生徒だと、ペラペラしゃべってくれる子供もいる。
「どこそこの塾に行ってたんだけどさあ、、」って。
それからまた、チラシなどをまいたときに、反応が良かったチラシが、アピールポイントかも知れない。
だからチラシには、抽象的なことではなくて、具体的なことを書いておいた方が良い。
「子供の将来のために」と書くより「こんなに百点取りました!」「漢字検定合格!」みたいな記事の方が、はっきりする。
自塾のアピールポイントがハッキリすれば、競合他塾が大手であってもあまり関係なく集客が出来る。
大手塾のセールスに辟易している親御さんも多いしね。