新聞折り込みは効かない?
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学習塾の集客で、チラシというのは本当に難しいものだ。
特に新聞折り込み。
ほとんどの家庭に関係のあるスーパーのチラシ。
商品単価がとんでもなく高い、新築分譲マンションのチラシ。
こういうチラシの中に、学習塾のチラシなんかいれて、どれほどの効果があるか?だいたい学習塾のチラシなんて、7割から8割の家庭では無視される。
子供の多い地域でまくチラシならまだマシだけれど、子育ての終わったオジサンとオバサンばかり住んでる地域では、折り込みチラシを入れても本当に無駄なコストばかりかかる。
学習塾・成功の会のサイトによると、新聞折り込みは断るべし、、、とある。
広告というのは、それを必要とする人のところに届けてこそ、意味があるというのに、8割以上もムダというのさすがに効率が悪すぎる。
学習塾のチラシが無くならないわけ
新聞折り込みが大した効果がないのは、大手の学習塾も知っている。
それなのになぜ、折り込みチラシが無くならないのか。
理由は簡単だ。
チラシの手数料が本部に入るからだ。
フランチャイズチェーンの加盟店の中には、チラシをまかないといけないと考えている人も多い。
そういう人にとっては、チラシをまかないことは集客努力をしていないと言うことになる。
そういう加盟店向けのサービスをやっていると考えればよい。
折り込みチラシは義務的なモノだけで十分だろう。
というのも新聞に折り込みチラシを入れるには、十万円単位の金がかかる。
地域を限定すればもう少し節約することも可能だけれど、企画代、印刷代と折り込み代を合わせれば、結局それくらいはかかってしまう。
ポスティングをするにしても、なかなかこの費用は安くならない。
しかし新聞折り込みの効果は、限定的だ。
年に何度か、折り込みチラシを入れるというのは必要かも知れないが、毎月チラシを入れるとなると、それ相応の反応がなければ話にならない。
毎月10万円使って、2人ずつでも入ってきてくれればペイするだろうが、その2人が入ってこないのが学習塾のチラシというものだ。
1万枚チラシをまいても、ターゲット家庭がどのくらいあるだろう。
成績のいい生徒の親はそんなモノを見ないだろうし、せいぜい100枚くらいが手にとってもらえるのみ。
そしてその100枚のウチで、実際に電話で問い合わせまでしてもらえるのは2~3人もいたらいい方だ。
そこから授業体験を経て入会までたどり着くひとが1人でもいれば、まだ救いはあるのだけれど、、、