プリント作成ソフトはどう?
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塾用の教材には、塾教材専門の出版社の教材の他に、プリント作成ソフトで作ったプリントも必要になる。
学習塾で使えるプリント作成ソフトにも、ピンからキリまであって、何十万円もするモノから数千円で買えるモノまである。
たとえばコスモトピアという会社は、セルフィーウインという塾用のプリント作成ソフトを出している。
▼セルフィーウインこれはバーコードなどで問題を選択すると、パソコンから好きな問題を印刷できるソフトだ。
英語や国語などは、標準版と教科書準拠版とがあって、学校の教科書に合わせたプリントを作ることもできる。
理科や社会なども、かなり詳しくきれいなプリントが作成出来て塾の名前だけでなく、生徒の名前までプリントできる。
またマルチメディア端末というのも出していて、ワークブックの要点のところにあるバーコードをスキャナで読むと、その要点をフラッシュ動画で解説してくれるソフトもある。
もともと自立学習用のソフトとして開発されているので、生徒が自分で好きな問題をバーコードで選択してプリントアウトして使ったり、要点の説明を自由に聞いたりすることもできる。
問題の種類はかなりの数があって、一つの問題に対して数値の異なる問題が類題として3~5種類用意されているので、相当使いでがある。
導入には、イニシャルコストとして数十万円、ランニングコストとして毎月数万円が必要となるが、本格的なプリントが作成出来る。
安いプリント作成ソフトもある
セルフィーウインはかなりよくできたソフトである。
かなりしっかりしたプリントができるので、親御さんへのアピールも十分だろう。
プリントは生徒自身に作らせることもできるので、個別学習や自立学習塾では、重宝するソフトだ。
一斉指導塾でも、中学生の定期テストなどの対策プリントを作るのに使っているところもあるという。
欠点としてはランニングコストがかかると言うことと、紙代がかさむと言うことがある。
特に理科や社会は絵や図がたくさん入っているので数十枚単位でプリントされることになる。
なので生徒に任せてプリントを作らせると、ものすごい数のプリントを作る生徒がけっこういる。
プリントをたくさん作れるだけ作って、すぐに飽きてやらなかったりする子供もいるので、あるていど塾側が管理してプリントを作る必要がある。
プリンターも酷使されるので、頑丈な高速プリンターが必要だ。
またこれ一つで、塾に必要な全てのタイプのプリントが作れるわけでもないので、別のプリント作成ソフトもあった方がよいだろう。