新しい生徒は、必ず成績を上げてやるべし
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学習塾経営では、生徒の成績を上げてやることが大事だ。
特に新しく塾に入った生徒には、とにかく短期間で成績を上げてやらないといけない。
塾に来ても成績が上がらないと、生徒のモチベーションが続かない。
親も「塾にやったのに、成績が上がらない」と不満になるし。
もちろん、最初に成績が上がっても、そのままの状態が続くと、「最初はすぐに成績が上がったのに」と言う感じで、怒って転塾される親御さんもいる。
入った当初はしっかり勉強を教えてもらえたのに、だんだん勉強を教えてくれなくなった、、、と感じるのだろう。
しかし同じように教えていても、学力が上がる時期と停滞する時期というのはある。
単元によっては、理解が速い単元と、なかなか理解出来ない単元がある。
成績というのは、そんなにホイホイと上がるもんじゃないから、そう一本道に成績が上がる訳じゃない。
しかし、とにかく塾に入ったばかりの生徒の成績は上げてやらないといけない。
でないと、経営者も講師も胸を張ることが出来ないから。
入塾するかどうかは、子供が決める。
入塾したての生徒というのは、多かれ少なかれ向学心を燃やしている。
ダイエットに失敗し続けている女性でも、新しいダイエット器具や新しいダイエット法を見つけると、またダイエットに挑戦しようとするが、同様のことは子供にも起こる。
だからここで成績を上げてやらないと、あとが続かない。
逆にここで成績を上げてやると、友達を連れてきてくれる。
その友達も、成績が上がりそうだと感じないと、入らない。
塾に子供が入るかどうか、塾を続けるかどうかは、結局は、子供の判断にゆだねられる。
学習塾のセールストークには、「じゃあ、お子さんが良いというなら良い訳ですね」というのがよくあるが、子供が来たがっている場合、ほぼ100%入塾する。
逆に子供がいやがると、確実にやめる。
女の子同士などは、派閥争いのようなモノがあって、それに破れると確実にやめる。
最終的に塾に通うかどうかと言うのは、子供が決めるわけだ。